第11回駒場祭(1960年:昭和35年)

第11回駒場祭

開催日時

1960年(昭和35年)11月19日、20日

テーマ

  1. 安保闘争の教訓を学び、更に民主主義運動を発展させよう
  2. 学問の自由と学園の自治に対する政治権力の介入を阻止しよう
  3. 若き可能性と主体性の追求のために

概要

安保闘争の直後企画では昨年同様安保闘争を取り上げるものが多く、前年とはうってかわった深刻な内容の企画が目立った。サブタイトルに「樺美智子さんに捧ぐ」とあった。予算は174万円。5万人の人出で賑わった。一番売れたのが生協喫茶部のBランチ(70円)と寮食のカレーライス(50円)。後に東大闘争で中心的役割を果たす最首悟氏が委員長を務めたが、「バカ騒ぎだけの祭りならば不要」と言い切った。