第20回駒場祭(1969年:昭和44年)

第20回駒場祭

開催日時

1969年(昭和44年)10月18日、19日

テーマ

団結を! 連帯を! 統一の旗の下に

概要

全共闘に占拠された本郷の安田講堂に機動隊が導入され「落城」。無期限スト解除後も構内は東大闘争の尾を引いており、五月祭は中止に追い込まれた。駒場祭では、「団結を!連帯を!統一の旗のもとに」をテーマに、東大闘争、大学立法闘争から70年安保闘争へという問題意識のもとで大きく盛り上がった。しかし東大闘争の総括などは行われず、むしろその延長上に位置づけられた。企画数が大幅に増加し、準備期間の割に内容が充実していた点などが特徴といえる。委員会企画も有機的に構成され、最終日の「フェスティバル」がこの年から始められた。ディスコも登場。この回は駒場の再建を示すものだったと大いに注目された。