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第6回駒場祭〜第10回駒場祭
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第6回駒場祭
1955年(昭和30年)11月18〜20日
(テーマ不明)

 保守合同の年。この年あたりから風刺の精神が薄くなってくる。「僕は君を愛している」「ああ、あなた、死んじゃイヤ」などという科白の芝居が多かった。日ソ交渉の全権大使松本俊一氏の講演が好評を博した。駒場祭財政も年ごとに好転してきていたが、第六回駒場祭では委員長の手腕もあり、45万円の黒字を出している。

第7回駒場祭
1956年(昭和31年)11月17、18日
(テーマ不明)

 スローガン問題が持ち上がり、禁止の総長訓示が出たりした(モットーならばよいことで妥結)。砂川闘争を反映して構成詩「砂川」の上演などがあった反面、第3回の時にはその像が火あぶりになりそうだった吉田茂前首相が講演し、満員御礼の盛況となり、チグハグであると言われた。

第8回駒場祭
1957年(昭和32年)11月16、17日
  1. 平和と民主主義を守ろう
  2. 創造的文化の建設と発展のために
  3. 原子戦争準備反対

 折衝の結果スローガンのプログラムへの刷り込みが認められた。また、向陵会が野良犬の肉を焼いて一串10円で売ったという「焼肉事件」が起こる。セツルメントの部屋で可愛がっていた犬がいなくなったので、食べられてしまったのではないかと心配した女子学生が向陵会に抗議に行ったという話もある。スプートニクの成功に刺激されて人工衛星に関する講演会が多かった。

第9回駒場祭
1958年(昭和33年)11月22、23日
  1. 創造的文化の建設と発展のために
  2. 日本の核武装化反対
  3. 民主教育を権力の支配から守り
    学園の自治を確立しよう

 勤評闘争を反映し、スローガンの中に「民主教育を権力の支配から守り学園の自治を確立しよう」が掲げられ、教育問題を取り上げた講演会、シンポジウムが目立った。松川事件を取り上げた広津和郎氏の講演会もあった。予算は125万円になったがこの年はプログラムの広告でゴタゴタしていた。来場者には小、中学生と女子学生が目立った。有吉佐和子氏の講演がお目当てで、終わった途端蜘蛛の子を散らすように帰ってしまったという。50円のカレーと70円の蒲焼きが好評であった。

第10回駒場祭
1959年(昭和34年)11月22、23日
  1. 第十回駒場祭を平和と民主主義のために
  2. 安保条約改定の本質究明
  3. 戦争と破壊を目的とした科学の研究には
    協力しないことを固く誓おう

 安保闘争が高揚する中で開かれ、安保を主題にする企画が多かった。政党討論会「安保改定は是か非か」には浅沼稲次郎氏が出席した。仮装行列が初めて行われた。「ムード喫茶」なる企画も出るなど、「祭り」の気分は高まる一方となるが、大江健三郎氏、石原慎太郎氏、江藤淳氏の三氏講演などもあった。


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